今回は世界最強の電動ドライバー、ベッセルの電ドラボールプラスがドライバーを使うすべての人におすすめできるものなので紹介したい。
ちなみに以前はノーマル版の電ドラボールを使っていたんだけど、壊れてしまってからしばらく使っていなかった。しかしパワーアップ版である電ドラボールプラスになって使い勝手が向上しまくっていたので購入した。使ってみてかなり良かったので、おすすめできる理由を記事にしてみた。購入を検討している方の参考になれば幸いだ。
付属品はこんな感じ
本体、説明書、プラスピット、Type-C のコードがついている。充電器はないので別途必要。充電は 5V/ 1A なので使う充電器には注意したい。
ドライバーといえばベッセル
現場系の人はわかってくれると思うけど、ドライバーはベッセルを使っている人が多い。というかホームセンターなんかでパッと手に取ると、それがベッセルだったりする。そして傷んできたり、どっかに置き忘れたりして新しいのを買いに行っても『前もベッセルやったし、ベッセルにしとこ』となってリピーター化する。
そもそもベッセルは高品質なので、ベッセルを買っておけば間違いないというのが人気の秘訣なんだと思う。僕も昔、初めて勤めた会社から支給された腰道具にはベッセルのドライバーが入っていたのを覚えている。
そんなドライバーの老舗が出した電動ドライバー
ベッセルの電動ドライバーはメイドインジャパン。やっぱり工具を使っていて思うけど、日本製の工具は信頼性が非常に高い。一度買うと何年も使える。電動ドライバーに関して言えば、どうしても手動工具より寿命は短いし、駆動部分は故障しやすいけど、十分信頼をおけるだけの頑丈さはある。無理な使い方をしなければ易々とは壊れない。ベッセルの工具はマジで安心して使える。
充電端子がUSB Type-C
もうこれだけでも価値があるんじゃないかな。多くの他社製品や、ベッセルの旧製品はMicroUSB端子が採用されている。でも電ドラボールプラスはUSB Type-C。最近のスマホはほとんどUSB Type-Cなので、使い回しができる。余計なケーブルを持たなくていいのはすごいメリットだ。
ただし、これはいわゆる『形だけType-C』だ。5V / 1A なので急速充電はできない。むしろ遅い。残念。PD充電器とかで充電しちゃダメよ。
三段階でトルク調節が可能
あると便利なのがこのトルク調整機能。端子版などの精密なところで使うなら低速、スピード重視の機具付けなどは高速。ビスを木板にもむとかなら最も強いモードといった具合に、作業内容によって切り替えすれば効率がいいし、締め過ぎによる破損も防止できる。ただし木にビスをもむのはやりすぎ注意!負荷をかけすぎると故障の原因になる。ビスの頭が入ったら手動で締め込めばいい。
手動で締め付けも可能
手動で締め込みもできるけどやりすぎは禁物。おおよそ1.2kg以上のパワーで締め込まないでねと書いてある。
普通のドライバーよりひと回り大きい
比較写真はこんな感じ。普通のドライバーより大きいので、棚の間なんかは苦労する。取り回しのしやすさは普通のドライバーが良い。ペンインパクトドライバーはでかいけどパワーは圧倒的に上。電動ドライバーは器用貧乏な感は否めないけど、それを補って作業効率のアップが見込める。常に持ち運べて、手動で回すよりかなり早い。この一点だけのメリットのために買う価値は大いにある。
他社電動ドライバーとの比較
大きさや取り回しのしやすさはほぼ互角。ただ持ちやすさはベッセルの丸みのある形状が手にフィットする。これは昔からドライバーを作り続けてきたベッセルの作り込みが光る。電ドラボールプラスは別売りの落下防止コードをつけることもできる。上でも言ったけど、電ドラボールプラスは充電端子がUSB Type-C なのも良い。
ライトは他社に比べると少しくらい
これは本当に少しだけ暗いってだけなので、使用上は全く問題ない。むしろなくても困らないと思う。
裏技!ピットだけこれに変えれば最強
サンフラッグというメーカーのラチェットプロという商品があるんだけど、このピットが最強。両端がプラスマイナスになっていて、マイナス部分はコンセントの金枠にも合うのだ。このピットだけ欲しいところだけど売ってない。もしピットだけ売ってたら教えてください。
とにかく僕はこのドライバーも買って、ピットだけ付け替えている。ピットをこれに変えたら鬼に金棒だ。最強。
とにかく買って損はない
総評として、買って損のない、むしろ買ってくださいっていうくらい便利なドライバーだ。時代はなんでも電動だな。DIYから現場仕事まで、幅広く使えるし、周りで使っている職人さんも多い。まだ使ってない人は少し高いけど試してみて欲しい。