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【Pixel 7 Pro】長期使用後レビューとiPhone14Proとの比較

以前Pixel 7 Pro のファーストインプレッションをしたけど、5ヶ月使い込んだから感想を書いていく。ついでにライバルであろうiPhone 14 Proとも比較していく。

以前の記事はこちら。

ハイエンドの製品を比べると性能に対しての価格は2023年4月時点では最強。 現時点で代表的なハイエンド機種は『iPhone14Pro』『Xperia1Ⅳ』『Galaxy S22 Ultra』『Pixel 7 Pro』。この3機種は性能は最強クラス、ONE PIECEの4皇のごとし。Xiaomiの『Xiaomi 12T Pro』もあるけど、こっちは他のandroid機種であるXperia、Galaxy、Pixelと比べてメモリ(RAM)が8Gなので除外した。4機種のスペック表は下記。最もスペックが高いものに色をつけた。広角カメラは『標準』としている。

iPhone 14 ProXperia1ⅣGalaxy S22 UltraPixel 7 Pro
CPUA16 BionicSnapdragon 8 Gen 1Snapdragon 8 Gen 1Google Tensor G2
RAM6GB16GB12GB12GB
ストレージ128/256/512GB/1TB512GB256GB128/256/512GB
バッテリー3,200 mAh5,000mAh5,000mAh5,000mAh
重さ206g185g168g212g
画面サイズ6.1インチ6.5インチ6.8インチ6.7インチ
アウトカメラ標準:4,800万画素
超広角:1,200万画素
望遠:1,200万画素
標準:約1,220万画素
超広角:約1220万画素
望遠:約1220万画素
標準:1億800万画素
超広角:1,000万画素
望遠:1,200万画素
望遠:1,000万画素
標準:5,000万画素
超広角:1,200万画素
望遠:4,800万画素
インカメラ1,200万画素1220万画素4,000万画素1,080万画素
認証Face ID(顔認証)指紋認証指紋認証・顔認証指紋認証・顔認証
防水・防塵IP68IPX5/8・IP6XIPX5/8・IP6XIP68
価格¥149,800¥149,600 ¥183,744¥124,300〜

CPU性能は劣るけど、他が高すぎるだけ

Pixel 7 Pro に搭載されている『Google Tensor G2』はSnapdragon 8 Gen 1 に少し劣る程度。iPhone 14 Pro のA16 Bionic は最も性能が高いけど、正直ここら辺のレベルだと誤差くらいに思っていい。ただ、めちゃくちゃ重い3DゲームをやるならPixel 7 Pro を選んだ方がいいと思う。音楽ゲームをするならiPhoneがいいと聞く。僕はスマホでゲームをしないから、この辺の違いはよくわからない。

ひとつ言えることは、『Google Tensor G2』は僕が普段使いで使っているYouTube、Twitter、Google Map、Kindle、Amazon、楽天、Yahooなどのアプリの使用には快適すぎるくらいの性能を誇る。

ディスプレイ綺麗すぎ

QHD+(1440 x 3120)LTPO OLED のディスプレイはマジで綺麗。画面スクロールも指に吸い付くようにぬるぬる動く。120Mhzは超綺麗だけど、バッテリー消費が大きくなる。だから普段は『スムーズディスプレイ』機能をOFFにしてリフレッシュレートを下げてバッテリー持ちを優先している。それでも十分綺麗。十分満足。

外観はカッコいいと思う

iPhone 14 Pro はカメラの自己主張が強すぎて、どうにも好きになれない。Pixel 7 Pro は横一列に配置されているのでスタイリッシュな印象。ここは人により好みが変わるけど、僕は好き。

バッテリーは2日持つ

バツテリーは実可動で2日持つ。この性能でこの電池持ちはかなり実用的。

無線充電はマジで便利

この機能があるかないかで利便性が大きく変わる。僕はPixel 6a も持っているけど、そっちは無線充電非対応だからすごく不便。無線充電は充電ケーブルを挿すという非効率な行動を省くことができる。無線充電は確実に導入するべきガジェットだから、それに対応するデバイスを使うことはとても重要。

指紋認証の精度は良好

これは十分実用レベル。でも手荒れがひどい人にはちょっときつい。僕は冬にすごく手があれるんだけど、認識せずにパスコードを打ち込んでロック解除することが多かった。顔認証はiPhoneのFace IDと比べるとおまけみたいなもので、実用には耐えれない印象。

6.7インチは大きすぎる

Pixel 7 Pro は6.7インチとかなり大きい。ファーストインプレッションで、入ってくる1画面あたりの情報量が多いからさほど苦ならないと書いたけど、使い込んでいくうちにポケットに入らないというデメリットが目立つようになった。あと片手で使いにくいこともデメリット。やっぱりiPhone 14 Pro の6.1インチは絶妙に計算された大きさで、持ちやすさと見やすさを両立している。Pixel 8 Proでは6.1インチの導入を検討してほしいと思う。

Pixel 7 Pro は重たい

画面保護フィルムを貼っているから、カタログスペックより3g重くなっている。次に保護ケースをつけて測ってみる。

はっきり言って長時間持っていると手が疲れすぎる。ハイスペックなのはわかるが重い。ちなみに使っているフィルムとケースは下記。特に保護フィルムのメーカー『OVER'S』さんはおすすめ。保証範囲内なら本当にきっちり保証してくれる。僕は他機種を買う時もリピ買いしている。

カメラは最強クラスだけどiPhone 14 Proには劣る

Pixel 7 Pro は最強クラスのカメラを搭載している。適当に撮った写真でもめっちゃ綺麗に仕上げてくれる。ただiPhone 14 Pro と比べてしまうとあと一歩劣る印象。

Pixel 7 Pro とiPhone 14 Pro の写真比較

標準カメラでの撮影

iPhone 14 Pro の方がいい具合に緑の補正が入っていて、よりメリハリのある写真になっている。Pixel 7 Pro は良くも悪くも見たままといった感じ。

夜景の撮影

暗所での撮影もiPhone 14 Pro に比べて紫色が足されすぎている感じ。あとiPhone 14 Pro は暗い場所だと自動的にナイトモードに切り替わるけど、Pixel 7 Pro は手動で切り替えなければいけない。これもマイナスポイント。

接写レンズで撮影

Pixel 7 Pro はちょっと緑を強調しすぎ。対してiPhone 14 Pro は細かい葉っぱの筋もはっきりわかる。色味の補正もかなり良い。

望遠レンズでの撮影

5倍ズーム

15倍ズーム

iPhone 14 Pro はここまでだが、Pixel 7 Pro にはこの先がある。次はPixel 7 Pro の最大の30倍ズーム。

めっちゃよれる。流石にノイズは多いけど、これだけよれるのは良い。望遠レンズはPixel 7 Pro の勝ち。

色々書いたけど結論は『買い』な理由

Pixel 7 Pro はiPhoneやGalaxy、Xperiaと比べて何か性能が突出しているわけではない。ただ、これらの機種に肩を並べる性能で、12万円代という価格がヤバい。性能と価格など、総合力で見ると最強スマホだと言える。2年は満足して使い続けられる安心のスマホなので、購入を迷っているなら是非おすすめしたい。

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