ライフハック

【いらない】10Gの光回線は必要か?!

最近よく聞くようになってきた10Gインターネット。9割の人はいらない。2024年3月時点ではそれが結論。
なぜいらないのか。その理由を書いていくので、今契約しようとしている人は思いとどまってほしい。

10Gはオーバースペック過ぎる

はっきり言って10Gの速度というものはオーバースペック過ぎる。まず自分の使用状況を考えてほしい。
自宅でスマホやタブレットをWi-Fiで接続するだけ!という人は絶対いらない。基本的にはスマホのオンラインゲームはモバイル回線でも問題なくプレイできるようになっている。大手3キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)の平均速度は大体下り120Mbps前後、上り30Mbps前後。
それに対して、一般的な1Gの光回線の平均速度は下り200〜350Mbps、上り150〜250Mbpsほど。
つまり1Gの回線でも十分すぎるくらい速度が出ているということ。

4K動画に必要な速度は15Mbps以上

高画質な4K動画はかなり容量を消費しそうな気がする。だけど、4K動画が快適に見れる推奨環境は『15Mbps以上』
これは動画サービス最大手のNetflixが公表しているので、間違いない数字だ。フルHDであれば5Mbps以上だ。

最もみんなが利用するであろう動画サービス。それでも速度はそんなにいらないのだ。

10Gの速度を活かすには10G対応の機器が必要

勘違いしている人がとても多いんだけど、10Gの回線を導入しただけでは恩恵はほぼない。10Gの回線をフルで活用しようとするのであれば、まず10G対応のルーターを用意しなければいけない。これは最低でも3万〜4万クラスのハイエンド機種を利用するのが望ましい。プロバイダや回線業者が提供するルーターはおおよそ市販品に性能が劣ることが多い。

次にLANケーブルもカテゴリ6A以上を使用する必要がある。今まで一般的に使われていた5Eや6Eは10Gに対応していないので、これらのケーブルを通すと1G以下に速度が低下する。またスイッチングハブなどを利用している場合、これらも10G対応に交換する必要がある。

最後にパソコンのLANポートも確認したほうがいい。1GLANポート搭載のパソコンは思っている以上に多い。デスクトップPCなら10GLANポートを増設、ノートPCなら買い替えが選択肢に入ってくる。

これだけしてようやく10Gの速度を活かすことができる。ここで確認したいのが、その後の使い道。スピードテストで速さを確認し、惚れ惚れするくらいしかない。2024年時点で10Gの回線速度が要求されるサービスはほぼない。

複数端末を繋いでも速度低下は微々たるもの

複数の端末をつなぐと速度は低下する。それは事実。でも1Gの回線であればほとんどの場合で問題ないことが多い。

僕の家ではスマホ3台、タブレット1台、デスクトップPC1台、ノートPC2台、Iot端末26台(もうちょい多いかも)を常時使用しているけど、1G回線で問題なく使えている。ネット回線が混み合う21時ごろにMacbook Proで測定したんだけど、下り200Mbps、上り150Mbps出ていた。もう十分快適に使える。

10Gは回線業者が売りたいだけ

ここまでで10G回線がどれだけ必要ないものかわかっていただけたかと思う。10G回線は1G回線に比べて約1000円ほど高い。でも1Gの契約者が10Gになったところで通信量がそれほど増えるわけではない。なぜなら早くなったところで使い方はほとんど変わらないから。

つまり回線業者からしたらARPU(ユーザー1人当たりの売上金額)の底上げが見込めるということ。

コップの大きさだけ変わって、中のジュース量は変わらないようなもの。

1Gからの切り替えでも工事が発生する場合がある

これは主にフレッツ光及びNTTのコラボ回線の利用者が10Gに切り替える場合、新たに工事が必要な場合がある。機器を交換するだけではできない可能性があるのだ。つまり無駄に2本めの光ファイバーを引き込むということ。ルーター周りはただでさえゴチャゴチャするのに、配線や機器が増えるとさらに目も当てられなくなる。10Gから再び1Gに戻す場合も同様に工事が発生する場合がある。

どんな人が使うべきか

じゃあどんな人が使えば良いのか。それはライブ配信で生活している人や、PCや据え置きゲームでオンライン対戦をしており、僅かなラグも許せない人。
この二者に当たらないのであれば10Gはいらない。なんならこの二者でも1Gで事足りる場合も多い。

最終的に高くなる

10Gはキャンペーン適用で一時的には安くなるかもしれない。でもキャンペーン終了後は月額で約1000円ほど高くなる。年間12000円。スマホを契約して、不要なオプションを解約し忘れて課金され続けた人は少なくないと思う。それの固定回線版だ。スマホのオプションはその場で解約できるけど、固定回線は厄介だ。その理由は次。

スマホと違い、長期契約の縛りがきついことが多い

近年スマホは長期契約の縛りがゆるくなってきているけど、固定回線はまだまだ昔の名残が残っているので途中解約の違約金が高額なことが多い。途中解約の違約金の他に、固定回線は工事費というものがある。分割で支払いになっているケースも多く、解約するなら残りの残債を一括で払わないといけない。なのでスマホのように気軽に乗り換えがしにくいわけ。

まとめ

10Gはいらない。まとめとか締めくくっておいてなんだけど、この一言だけ。それでも10Gがいるんだよ!って人は契約してください。ただ現状1Gを使っていて、特に不便を感じていない人は、ただ月額が高くなるだけで恩恵は限りなく薄いということをお忘れなく。

とまあ2024年3月現在の話なので、将来的には10Gが当たり前になってくるだろうと予想する。その際にはアップデート記事を書こうと思う。でもあと5年は1Gで十分なのではないかと考えている。

おすすめ記事

-ライフハック